Problem
by Sachiko Levu

 私は今、とても幸せです。
自分に囚われてしまうような問題は何もありませんし、旦那のデイブはとても私を大事にしてくれます。
日々、出会う人々は私に被害を与える人ではなく、微笑みを与えて下さる人ばかりです。
暖かい雨に包まれて日々、生かされていることを実感しています。
私はもう充分です。 私ではなく、この暖かい雨を他の方に注いであげたい。
この環境の中に生かして下さっていること、そしてそれに気づかせて頂いたこと、護法善神様、真如双親様、両童子様、真如継主様に深く感謝申し上げます。
また、姿なきながら私の幸せを願ってくださる先祖諸精霊の方々にも感謝申し上げます。
私がこの感謝をもてるに至るまで、さまざまの問題を解決して頂いております。 今回はその中でも、母との問題をプルーフさせて頂きます。
私の父は16年前に脳血栓で倒れ、半身不随の障害者となりました。
母は真如教徒として歩ませて頂いております。
私は15年前に入信しました。
36歳でやっとの思いで結婚し、その年、デイブへの感謝、両親への感謝を祈らせて頂く中に大乗を相承することが出来ました。
結婚するまで、親と一緒に暮らしておりました。
それは、家計の補助、母の支えになること、そして気ままな独身生活を謳歌するためでした。
そんな私ですから、容易にデイブとの国際結婚もできませんでしたし、ここアメリカに来てからも私と母にとって 「別々に暮らす不安」 という苦痛が残りました。
私にとって、その苦痛は国際結婚問題が浮上したときから、 心に引っかかってる問題でしたが、経親さんに上苦菩提するにも、 この苦痛の根源は私だけの問題ではないし、 家庭についても話さないと分かってもらえないし、独身生活を謳歌していたスネかじりの私でしたから、自信のなさもあり、 「何から話していいやら、まぁ、いいかぁ」 と諦め、自ら解決していこうとする勇気はありませんでした。
なのでいつも心に苦痛があるのです。
そんな苦痛を心に持ったまま渡米してきました。
アメリカでお世話になる あずかり経親さんに、自分のことを知って頂きたいのですが、この苦痛だけはどういうわけか話せないのです。
また、苦痛を話せないことが、苦痛でした。
この問題が解決に向かうことができたのは、2009年5月に両親がサンフランシスコに来た時でした。
母が 「父に対する心構え」 の相談接心を頂きました。
その接心を通して、母の口から母自身が抱えている問題、 私への思いや、今までの親子関係を話したようです。
母のご霊言では、父に関することは全く示されず、母自身の心の問題が指摘されました。
その後日、そのご霊言を通し、解決への道はつけられました。
母は、お金、家、土地、跡取長男に執着し、父が亡くなった後のひとりぼっちの老後に不安を抱えておりました。
それを解決するがごとく、あずかり経親さんはひとつ、ひとつ母の話を聞いた後、仏様の道に添った方向性を教えてくれました。
私は同席して、傍観者のごとく、そのやり取りをみておりました。 ひとつ、ひとつ、問題が浮き彫りにされてくるのです。
それは私の苦痛がひとつ、ひとつ、ここに形となって露出していくので、とても気持ちが良かったし、心が軽くなるのを感じました。
 インフルエンザウイルスが万延しているさなかでしたので、今回の渡米はキャンセルしようとしていましたが、有難くもご加護のなかに、 母は父を補助しながら無事にサンフランシスコに来てくれました。
困難の中に渡米できたことが、もうすでに、解決の道がつけられていたのです。
母が福岡を経つときに、この世に生きている間にしっかり真如の道を歩ませて頂こう、と熱く語り合ったことを覚えています。
きっと双親様はそばで聞いてくださり、それならばと、私たちの重荷をとるための旅を与えてくださったのです。
私たち家族を常楽に至らしめるごとくに道をつけてくださいました。
その後、母は少しでも多くの方をお救けできるようにと、障害を持つ方をサポートされる方々の集まりに積極的に参加し、 英会話教室にも通うようになりました。
父は帰国後、入院することになりましたが検査結果で体の悪いところをすべて直して頂き、以前よりも元気になったそうです。
この2009年5月の旅を通し、母と私が抱えている問題が浮き彫りになり、解決への方向性が示され、10年間も心に貯めていた私の苦痛は取り除かれました。
そんななか、ある日、母がポリープの摘出手術をするので帰って来てほしいと、そばにいてほしい、と言うのです。
「そんな4日くらいの入院で帰国できない、 自分で出来ることはやってください。 私はデイブをひとりぼっちにできません。 アメリカの地で骨を埋める覚悟だから、 あてにしないでほしい」 と、きっぱりと言うことができました。
そこで母との喧嘩もありましたが、正しい仏様の道を歩ませて頂く上での喧嘩ですし、言わないといけないことは、言わないといけないのです。
真如教徒だからという、優しいだけの自分ではなく、教えの架け橋にならせて頂くという覚悟で、私は強くならせて頂きました。
真如教徒の若い方で、私のようにいい子がゆえに、私のような親子関係を持ち、上苦菩提したいけど、なんだか話せない方に読んで頂きたいです。
あなただけの問題ではない、あなただけでは決して、解決できない。 だけど、仏様は必ずあの手、この手で解決の道をつけてくださいます。
ご静読ありがとうございました。
SACHIKO LEVU