An Ode by an Ancient Coast Guard
by Toyoko Dickey

 真如苑の教えに導かれてから30年をむかえます。

いろいろありました。

いま現在、友人のひとりが鬱(うつ)のため、そのひとのためにわたしの気持ちを伝えたくて、ある詩をみつけました。

明日から寒修行がはじまります。

わたしにとっては、このすばらしい寒修行が毎年おこなわれたからこそ、一年一年が喜びで過ごせたのだと信じています。

真如み教えをいただいて本当にありがたかったと思います。

みなさんと共に生き、このすばらしい真如み教えを分かち合えたらとおもいます。

「あなた、死なないで生きてください」

これからも、みなさんによろしくお願い申し上げます。

真如継主さま、いつもありがとうございます。
防人(さきもり)の詩

おしえてください
この世に生きとし生けるものの
すべての命に限りがあるのならば
海は死にますか?
山は死にますか?
風はどうですか?
空もそうですか?
おしえてください

わたしは時おり
苦しみについて考えます
だれもが等しく
抱いた悲しみについて
生きる苦しみと
老いていく悲しみと
病の苦しみと
死にゆく悲しみと
現在(いま)の自分と

答えてください
この世のありとあらゆるものの
すべての命に約束があるのなら
春は死にますか?
秋は死にますか?
夏が去るように
冬が来るように
みんな逝くのですか?

わずかな生命(いのち)の
きらめきを信じていいですか?
言葉で見えない
望みといったものを
逝く人があれば
来る人もあって
欠けてゆく月も
やがて満ちてくる
生業(なりわい)の中で

おしえてください
この世に生きとし生けるものの
すべての命に限りがあるのならば
海は死にますか?
山は死にますか?
春は死にますか?
秋は死にますか?
愛は死にますか?
心は死にますか?
わたしの大切な故郷もみんな
逝ってしまいますか?